2018年8月1日水曜日

平成30年7月豪雨に関する災害ボランティア・支援情報 (第30報)
【2018年7月31日 14:33】

 東京ボランティア・市民活動センターから災害についての情報が出されていますのでお知らせします
                      
7月5日から降り続いた豪雨により全国各地で甚大な被害が発生しています。この豪雨により、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

西日本を中心に、非常に広範囲にわたって、土砂災害の発生や堤防の決壊等による浸水が発生し、人的被害をはじめ、多くの家屋に被害が出ています。また、道路の寸断で孤立している地域や、ライフラインの停止等により避難所での生活を余儀なくされている方が大勢います。先行きの見えない不安に、この暑さが加わり、避難生活は過酷な状況となっています。
また、被害が広範囲であるため、被害の様相も一律ではありません。地域によって被害の程度、被害の種類等に違いが見られます。一部の被災地では、まだ、被災家屋の調査中で件数が確定しない地域もあります。一刻も早く、被害状況の全容の把握が望まれます。

この災害に気持ちを寄せて下さる皆さま
下記のページをご覧いただくとともに、ぜひ、次の点にもご配慮いただきたく思います。

◆被災地への電話は極力控える

現在、被災地は、被災者の状況を確認し、被災者の皆さんが困っていることをきちんと把握することがとても重要な時期となっています。ボランティアの皆さん一人一人にしっかりと対応したい気持ちはありつつも、人手が足りなかったり、被災者ニーズが多かったりと、なかなか細かな対応がしにくい状況にあります。ホームページで収集できる情報はしっかりと確認しましょう。

◆マスコミでの報道が少ない地域での活動

テレビ等の情報をもとに活動を検討される方が多くおられますが、そうなると、報道の多い地域にボランティアが偏り、報道が少ない地域にはボランティアが足りない状況が生まれてしまいます。報道が少ない地域も、少なからず被害を受けています。こうした地域や被災者にぜひ、想いを寄せていただきたいと思います。

◆アクセスがしにくい地域での活動

ボランティアの偏りが生まれやすい要因として「アクセスのしやすさ」があります。駅から近い場所、インターチェンジから近い場所は、比較的、多くのボランティアが集まりやすい傾向にあります。だからこそ、被災地でのボランティア活動の経験のある方等は、アクセスがしにくい、つまり、ボランティアが集まりにくい地域での活動もあわせてご検討いただきたいと思います。

◆万全の準備、万全の体調での活動を

ケガや事故、土砂災害による被害のおそれがあるため、必ず事前にお近くの社会福祉協議会でボランティア保険に加入してください。
連日の酷暑もあり、ボランティアが熱中症で搬送されるなどの報道も出ています。
熱中症の予防についてはこちらをご覧ください。
今後も厳しい環境が続く中での活動が予想されます。
ボランティア活動にあたっては、万全の準備をしたうえで、活動中の体調管理にも十分なご注意をお願いします。

◆平日だからこそ、ボランティア活動を

もう一つ、ボランティア活動を検討される皆さまに、ぜひ、平日の活動についてもご検討いただきたいと思います。土日は被災地を訪れる方が増えます。そうなると、ただでさえ規制がかかっている道路に渋滞が発生しやすく、たどり着くのに時間がかかるだけでなく、被災者に必要な物資が届きにくくなります。地元の住民の買い物や通院などにも支障が出てくる可能性もあります。
ぜひ、上記の点をご検討いただきたく、お願いいたします。

一方、被災地に行くことが難しい方も、被災地支援のための義援金や支援金など、様々な方法で被災者を支援する方法があります。どのような関わりが必要とされているかホームページ等を中心に情報収集をお願いいたします。

今回の災害は、長期的な活動が必要になることは間違いありません。
東京ボランティア・市民活動センターでは、今後もこのホームページで情報を発信していきます。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.tvac.or.jp/news/50240

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